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黄金郷(エル・ドラード)伝説が残る国、コロンビア。

先住民族ムイジカ人の首長が、全身に金粉を塗り、黄金製品を積んだ筏に乗って湖の中心に行き、その金銀財宝を筏ごと沈める、自身も入水し、身体の金粉を洗い流して、繁栄を祈る「黄金の儀式」が行われていたというのです。


ボゴタにある黄金博物館がそれを現代に伝えています。

ボゴタの黄金博物館には、ムイジカ人(及びにその周辺の民族の文化)達の時代の遺物が並んでいます。
そのほとんどが黄金製品であり、その点数は3万点にも及びます。
比較的モダンな博物館で、一階に洒落たカフェや本屋もあり、展示品は2~3階にきれいに並べられています。

展示品の多くが仮面や首長、祭司階級の装飾品です。
その中でも最大の目玉が、最初の写真です。
この船はかつてムイジカ人達が支配していたコロンビア南部のパスカという町で発見されました。
細部まで見ると非常に精巧に出来ている事が分かります。

実はこの船こそが、ムイジカ人の黄金の儀式を現していると言われているのです。

かつて、ヨーロッパ人達が憧憬を抱いたエル・ドラード(黄金郷)伝説。
是非、ユーラシア旅行社のコロンビアツアーで、この伝説を自身の目でご確認ください!